前回の記事でも少し触れましたが、
父親の病院へ毎日通う日々が続いています。
病院の付き添いは母が行い、自分は自宅待機。
外出する時間もほとんどなくなりました。
そんな時間を使って、引っ越しの荷ほどきを進めながら、防災グッズの準備を始めました。
ちょうどその頃、2025年1月には「南海トラフ地震臨時情報」が発表され、
さらにトカラ列島でも群発地震が起きるなど、不安なニュースが続いていた時期でもあります。
実は、自分は先日「防災士」の資格を取得しました。
これから少しずつ、防災に関することや実際に準備していることなどをお話ししていこうと思います。
ポイント:水と基本的備蓄
まず、初めに準備した防災グッズは「水」です。
我が家は3人で生活しているので、1日3リットル×7日分で合計63リットル以上を準備しました。
- 水は2Lだけでなく、手に持ちやすい500mlを用意、ローリングストック管理
- 普段から良く飲むお茶・炭酸水も1箱ずつスタンバイ
- 最低3日分は自力で生活できる量を準備
防災士の講義では、市役所などの公的機関が開いている時間に災害が発生する可能性は低く、
閉まっている時間に起こることの方が圧倒的に多いとのことでした。
市役所が閉まっている時は支援が届くまで自分たちで生活する必要があります。
そのため、最低でも3日間分は自力で生活できる準備をおすすめします。
次に準備したのは「お菓子類」です。
災害発生時に必要なのは、できるだけ普段通りの生活環境を保つことだと考えました。
そこで、パニックになりやすい環境でも落ち着けるものとして、お菓子を準備しました。
最初は栄養バランスや糖分なども考慮しましたが、
災害時にはストレスが蓄積することを考え、自分たちが好きなものを優先することにしました。
我が家の保存食には、チョコ、珍味、ポテトチップスなどを取り入れています。
ポイント:お菓子類と食料品
- 家族が災害時も落ち着ける「好きなもの:珍味・ナッツ・ポテチ・チョコ」を優先して準備
- 珍味・ナッツ:値段は高めだが、お酒のお供にも使え、ローリングストックに最適
- ポテチやチョコ:家族のおやつとしても活用、近所の子供にも分けられる
- 缶詰・カップ麺・レトルトは、両親の好みに合わせて今後改善
両親は普段、缶詰やレトルト食品をほとんど食べません。緊急事態でも、やっぱり食べることに抵抗があるようです。その為、今後の改善ポイントになっています。
せっかく準備しても食べれないというのは意味がありませんからね。
生活用品の備蓄
- 常備薬、絆創膏、湿布
- タオル、電池、養生テープ、ガムテープ、ブルーシート、手袋
- 旅行で使いきれなかったアメニティ
- ヘルメット、簡易トイレ、卓上コンロ、防災かばん(3人分)
父が要介護で避難が大変なことを考え、自宅避難を想定して十分な準備をしています。
もちろん、家族構成や生活環境によって準備内容は異なりますが、少しでも準備しておくことで、災害発生時の生活が快適になります。
親戚の方には、最低限、水を1箱だけでも準備することを伝えました。
「水の準備はできたけど、次は何をしたらいい?」という方には、
いきなり大きな準備をするのは大変なので、「防災ポーチ」をおすすめします。
- 発災から避難所まで移動できる程度の必需品を入れる
- 1人1つ、すぐ手に届く場所に置く
私が最近作った防災ポーチ
- カロリーメイト
- 常備薬、マスク、手の消毒スプレー、冷えピタ
- ウェットティッシュ、水で膨らむタオル、アルミブランケット、笛
- 小型ライト、小銭、メモ帳、個人情報メモ
※ウェットティッシュ、水で膨らむタオル、アルミブランケット、笛は100円ショップで揃えました。
少しの準備でも、安心感は大きく変わります。
性別や年齢によって内容は変わりますが、手元に1つ防災ポーチがあるだけで、不安が軽減されます。


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