決断の行方──フェリー旅と街歩きの記録

旅・おでかけ

決断の時

鹿児島城をあとにして時計を見ると、針はちょうど11時を指していた。
2日目に飛ばしてしまった「太宰府天満宮」の分を考えると、このまま熊本へ向かわなければならない。……けれど、目の前には堂々と桜島がそびえている。
頭の中の小さな自分たちが会議を始めた。
「熊本へ行くべきだ」「いや、せっかくだから桜島へ」と意見が真っ二つに割れる。
そして残るひとりが、こう言った。
「今夜、熊本のホテルで緊急会議すればいいじゃないか」

その瞬間――満場一致で桜島行きが決定した。

さて、この“緊急会議”のお話は、後ほど。
一応、しおり上の3日目の予定は「午前・鹿児島観光、午後・熊本観光」となっている。

さて、予定も決まったことだし、桜島を目指して「♪フェリーフェリー」と口ずさみながら、フェリー乗り場へ向かう。錦江湾は快晴。波も穏やかで、最高の乗船日和だ。
――が、チケット売り場が見当たらない。料金もわからない。
「ま、いっか。もうすぐ出航らしいし!」ということで、とりあえず乗船。
そこからは、桜島の撮影タイム!
客室を上へ行ったり下へ行ったり、いろんな高さから撮りまくる。
あっという間に桜島が目の前に。

やはり、展望台なども行きたかったのですが、事前の下調べ不足と今夜ホテルで日程調整会議がある、時間はかなりタイト。ということで残念ながら今回は断念し、近くの Aコープ桜島店 と 桜島ビジターセンター へ立ち寄ることにしました

自分はけっこう地元のスーパーに行くのが好きで、旅先でも夕食を買ったり、お土産を探したりすることがあります。そのときのポイントは、「地元のスーパーを選ぶこと」大手チェーンだと、どの地域でも同じ商品が多いですが、地元密着型のスーパーでは、お惣菜の味付けや並んでいるお菓子、カップ麺などがまったく違っていて、初めて見る商品に出会えるんです。しかも、価格も手ごろ。良いお土産探しにもなります。さらに、レシートにはその日・その時間・その場所の情報が印字されるので、「自分がここにいた」という記録にもなる。まさに一石二鳥で、ちょっとした楽しみのひとつです。

スーパーで買ったのは、さつま芋のおにぎり。
そして桜島ビジターセンターでは、桜島のポストカードを購入。せっかくなので、消印が「桜島」になることを期待して、桜島のポストに投函しました。そんなことをしているうちに、気づけばもう1時間。「急いで戻らなきゃ!」と慌ててフェリー乗り場へ。
次に来るときは、もう少しゆっくり過ごしたいものです。
後日テレビを見ていたら、なんとフェリー内のうどん屋さんがけっこう有名だったことを知り、事前リサーチの甘さを反省…。

市内に戻ったときには、すでに13時を回っていました。
そろそろ熊本へ向かわなければ……と思いながらも、ひとまずホテル経由で鹿児島中央駅を目指すことに。タクシーを使うことも考えましたが、ナビを見るとホテルまでは徒歩20分。
「20分なんて、いつもの散歩と変わらない距離だな」と思い、歩いて向かいました。
さらにホテルから鹿児島中央駅までも徒歩で20分。

さすがに体も疲れてきたので、熊本行きの切符を購入し、極太のカツサンドをゲット。
出発まで、待合所でひと休み。そういえば、今日はまだまともな食事をしていませんでした。これが本日1食目ですね。さぁ、次の訪問地は熊本です。

熊本駅に着くと、くまモンがお出迎えしてくれました。
太宰府天満宮にはまだ行けていないけれど、気づけばスケジュールはほぼしおりどおり。
今夜のホテルで予定されている“会議”のことを思うと、ちょっと不安もあります(笑)
とりあえず荷物があると動きづらいので、まずはホテルへ。
チェックインを済ませて身軽になったところで、「よし、熊本城へ行こう!」と出発しました。

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