軍艦島上陸を無事に終えて港へ戻ってきました。
まだ少し興奮が残ったまま、今度は長崎市内の観光へと向かいます。
大浦天主堂やグラバー邸は有名な観光地ですが、「いつか誰かともう一度長崎に来たときに行こう」と決め、今回は別の場所へ向かうことにしました。
まず向かったのは、めがね橋です。
天気が少し曇っていたので、川面の反射で円形の“めがね”が見えるか不安でしたが、なんとかギリギリ円に見える写真が撮れました。ちょっとホッとした気持ちになりつつ、ハートストーンを探しながら歩いていると、長崎ではおなじみの青い屋台、前田冷菓の『ちりんちりんアイス』に出会いました。
こちらも、YouTuberさんが本店で買っていたのを見て気になっていたので、迷わず購入。季節的には少し肌寒かったですが、さっぱりしていておいしかったです
ちりんちりんアイスを食べながらハートストーンを探していると、見知らぬおじさんに声をかけられました。
その方が「ハートストーン」についていろいろ教えてくれて、有名なもの以外にも種類があることや、歴史的な価値のあるストーンも存在することを知りました。あのときのおじさん、本当にありがとうございました。
その後は、ストーン探しやめがね橋の撮影など、のんびりと写真を楽しみながら歩きました。
14時を過ぎ、長崎を出発するまで残り数時間。
そこで、最後に出島町を訪れることにしました。
地理の授業は好きでも、歴史はどうにも苦手な自分。
それでも「長崎」と「出島」という言葉だけはしっかり覚えていたので、長崎出発前に立ち寄ってみることにしました。
教科書に載っていたイメージそのままに、橋を渡って出島へ。
再現された街並みやミニチュア展示を眺めながら歩いていると、旅の緊張も少しほぐれ、静かな空気の中で心を落ち着けることができました。
さて、まだまだ見られていない観光地はたくさんありますが、そろそろ東京へ戻る時間です。
まずはホテルに寄って荷物を受け取り、長崎駅へ向かいました。
駅ナカのお土産屋さんで買い物をしたあと、コンビニで切手を購入し、旅先恒例のポストカードを自宅へ投函。これで長崎を出る準備はばっちりです。
そういえば、ホテルの隣にある文明堂本店では、しっかりカステラも買っておきました。
長崎を出発し、西九州新幹線で武雄温泉駅へ。そこからリレー特急に乗り換えて博多へ向かいます。
博多ではちょうど1時間ほど時間があったので、夕食と翌朝の駅弁を購入することにしました。デザートには、推しのYouTuberがおすすめしていた「伊都きんぐ」のどら焼きを選択。これがまた美味しい。
1時間なんて本当にあっという間で、「福岡・博多を通過点じゃなくて、天神あたりもしっかり観光してみたかったなぁ」という気持ちがふと湧いてきました。
買い物を済ませたあとは、新幹線で岡山駅を目指します。
こんな時間に岡山駅に到着したのは、これから「サンライズ瀬戸」に乗って東京へ戻るためです。
この日はサンライズ瀬戸が単独運転でした。鉄道好きの方なら理由がわかるかもしれませんが、出雲号の車両トラブルにより、やむを得ず単独運転となったタイミングだったのです。
岡山駅でも少し時間があったので、駅前のスーパーへ向かいました。
駅ナカで出発まで時間をつぶそうとしましたが、すべて閉店していたためです。
駅前の商店街でおやつを購入し、再び駅に戻りました。
出発までまだ30分ほどあったので、椅子に座って待つことにしました。以前なら駅前を走り回ったりしていたでしょうが、この日は連日の疲れもあって、ゆっくり過ごしました。
出発の10分ほど前にホームへ移動し、乗り込みの準備をしました。
サンライズは定刻通り出発。23時近くになっていましたが、軽く夕食をとります。
今回のサンライズ乗車は3回目でしたが、初めて少し酔ってしまいました。酔い止めを飲み、ゆっくりと休むことにしました。
サンライズのレビューでは「寝られない」とよく見かけますが、全力で旅を楽しんだおかげか、ぐっすり眠ることができました。
翌朝6時に起床。朝食をとり、荷物をまとめて東京到着を待ちます。
定刻通り東京駅に到着し、今回の九州旅行は無事に終了となりました。
ありがとう、九州。またいつの日か。
次回「会社を辞めて、１年たちました」
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