津波はどんな災害か
津波は、地震などによって海底が大きく動き、海水全体が押し出されることで発生する巨大な波です。普通の波とは違い、海の表面だけでなく、海水のかたまり全体が移動するため、非常に強い力を持っています。
津波には次のような特徴があります。
- 非常に速いスピードで押し寄せる
- 何度も繰り返し襲ってくる
- 川をさかのぼることがある
- 湾の奥や地形によって高くなることがある
見た目がそれほど高くなくても、強い流れによって建物や車を押し流すほどの力があります。
地震を感じたらすぐ避難
地震の揺れの強さと、津波の大きさは必ずしも比例しません。
あまり強い揺れを感じなくても、大きな津波が発生することがあります。
また、遠くで起きた地震によって、時間がたってから津波が到達する場合もあります。
「揺れが小さかったから大丈夫」と判断するのは間違いです。
津波は、目で見てから逃げても間にあいません。
「様子を見に行く」「写真を撮る」といった行動はやめましょう。
海岸付近で揺れを感じたら、津波を想定してすぐに避難してください。
津波警報・注意報などが出た場合も、ただちに避難することが重要です。
そして、警報が解除されるまでは戻らないことが大切です。
津波避難のポイント
- 原則として徒歩で避難する
- できるだけ早く、より高い場所へ避難する
- 高台がない場合は、津波避難ビルなどの高い建物へ移動する
- 海や川の近くには近づかない
- 津波は繰り返し来るため、油断しない
避難が遅れるほど危険は高まります。
「とにかく早く、高いところへ」が基本です。
日頃からの備え
津波から命を守るためには、事前の備えが重要です。
- 自宅や職場周辺のハザードマップを確認する
- 避難場所と避難経路を複数想定しておく
- 実際に歩いて所要時間を確認する
- 家族と避難方法を話し合っておく
いざというときに迷わないためには、事前の確認が大きな差になります。
津波は発生してから考えるのではなく、
発生する前に備える災害です。


