災害が発生し、電気や水道などのライフラインが止まっています。避難所へ移動できない場合や、自宅で生活を続けると判断した場合、あなたは自宅で生活できますか?
避難所へ避難することは、慣れていない人にとって、大きなハードルのように感じられるかもしれません。そのため、自宅で生活を続けることを選ぶ人も少なくないでしょう。
ただし、自宅で生活を続けるかどうかは、建物や周囲の状況によって判断する必要があります。自宅に危険がある場合は、安全な場所への避難を優先しましょう。
災害が発生すると、スーパーやドラッグストア、ホームセンターなどへ買い物に行くこと自体が難しくなったり、店に行っても必要な商品が売り切れていたりすることがあります。
自宅には「いつも使っているものがあるから大丈夫!」と思うかもしれません。
しかし、ライフラインが止まると、トイレが使えなくなったり、スマホを充電できなくなったりすることがあります。お湯を沸かすことも難しくなるかもしれません。
こんな状態で、普段と同じ生活ができるでしょうか?
自宅で安全に生活を続けるためには、できるだけ普段に近い生活を送れるよう、日頃から備蓄をしておくことが大切です。
では、備蓄した方がよいものとは、いったいどんなものでしょうか?
今回は、災害発生後に自宅で生活を続ける場合を想定し、1週間分を目安に紹介します。
1. 飲料水・食料品
- 飲料水:1人1日3Lを目安に準備
- レトルト食品・缶詰・パックご飯
- 乾麺・シリアル・栄養補助食品
- お菓子など、手軽に食べられるもの
2. トイレ用品・衛生用品
- 携帯トイレ・簡易トイレ・保管用密閉袋やポリ袋(1人1日5回分を目安に)
- ウェットティッシュ・体拭きシート
- 歯ブラシ・歯磨きシート
- トイレットペーパー・ごみ袋
- マスク・手指消毒用品
- ドライシャンプー
3. 熱源・電源・明かり
- カセットコンロ・予備のガスボンベ
- 乾電池・懐中電灯
- ランタン・携帯ラジオ
- モバイルバッテリー
- 必要に応じて、ポータブル電源など
4. 暑さ・寒さへの対策
- 毛布・寝袋
- 使い捨てカイロ
- うちわ・扇子
- 冷却タオル・冷却パックなど
- 季節に応じた暑さ対策用品
5. 生活用水・給水用品
- 給水用ポリタンク・給水袋
- 水を運ぶための容器
6. 薬・健康に関するもの
- 普段使っている薬・処方薬
- 救急用品・絆創膏
- 予備の眼鏡など
7. その他・個別に必要なもの
- ペットフード・ペット用の飲み水
- 乳幼児用品・介護用品・生理用品など
- ヘルメット・厚底の靴など、住環境に応じて必要なもの
※ 飲料水は1人1日3L、携帯トイレは1人1日5回分を目安に、家族の人数と必要な日数に応じて準備しましょう。
※ 食料品は栄養バランスを考え、肉・魚の缶詰や野菜ジュースなども検討しましょう。
※ カセットコンロや冷却用品などは、使用方法や保管上の注意を確認しましょう。
※ 備蓄品は家族構成や健康状態、季節などに応じて調整しましょう。
備蓄と聞くと、非常食や飲料水を段ボール箱のまま保管し、災害が起きるまで使わないイメージを持つ方もいるかもしれません。
そこでおすすめなのが、普段から使うものを少し多めに備え、使った分を買い足していく「ローリングストック」という方法です。
例えば、レトルト食品や缶詰、飲料水などを少し多めに購入し、普段の生活で古いものから使います。そして、使った分を買い足すことで、備蓄を維持していきます。
この方法なら、特別な備蓄品を一度にそろえる負担を減らしながら、無理なく備えを続けられます。まずは、普段からよく使う食品や日用品を少し多めに用意することから始めてみましょう。

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