大雨で起こる洪水とは?――氾濫・越水との違い

テレビの天気予報では、台風の進路や大雨に関する情報を目にする機会が増えてきました。
「洪水」「氾濫」「越水」といった言葉を聞くこともあると思います。

ところで、皆さんはこの3つの違いを説明できますか?
「洪水」「氾濫」「越水」は、似たような場面で使われるため、少し混乱しますよね。

川の水が普段より大きく増えることを「洪水」
その水が川からあふれてしまうのが「氾濫」
そして、川の水が堤防などを越えてあふれ出すことを「越水」といいます。
これでイメージしやすくなったでしょうか。

ここで、もう一つ混同しやすい言葉があります。それが「決壊」です。

「越水」は、川の水が堤防などを越えてあふれ出すこと。
一方、「決壊」は、堤防そのものが壊れてしまうことです。

越水によって堤防が削られるなどして、決壊につながることもありますが、「越水=決壊」というわけではありません。

では、なぜ「洪水」「氾濫」「越水」「決壊」の違いを知っておく必要があるのでしょうか。

それは、大雨のときにテレビや気象情報から流れてくる言葉を、「なんとなく危なそう」で終わらせないためです。

川の水位が上がっているのか、氾濫のおそれがあるのか、堤防を越えて水があふれる危険があるのか。言葉の意味を知っていれば、今、川で何が起きているのかを少し具体的にイメージできます。

もちろん、実際の避難では一つの言葉だけで判断するのではなく、自治体からの避難情報や気象情報などを確認することが大切です。

大雨や洪水のとき、いつ避難を始めればよいのかについても、改めてお伝えしたいと思います。

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